約2年間遠ざかっていた登山とトレイルランニングを再開するために、増えてしまった体重を落とす必要があるようです。とにかく体が重い。このままだと膝も痛くなりそうです。まずは、ダイエットの方法を考えます。
メタボ検診で、脂肪を燃やして減らす!ということはなんとなく聞いたことがあります。
脂肪を燃やすとはどういう仕組みなのか調べてみました。
目次
ダイエット(体重・脂肪を減らすこと)の仕組み
ダイエットで脂肪を減らすには、摂取カロリーよりも総消費カロリーを大きくする必要があります。
つまり、たくさんカロリーを消費して(カロリー赤字状態)にするということです。
どれくらい消費すればいい?
体脂肪1kgを減らすのに約7,200kcalの消費が必要と言われます。
1日あたり300〜500kcalを多めに消費すると、健康的に脂肪が落ちます。
総消費カロリーとは?
人が1日に使う総エネルギー(総消費カロリー)は、大きく分けると3つに分かれます。
基礎代謝(BMR)
・生命維持のために必要な最小限のエネルギー(寝ていても消費される)
・1日の消費カロリーの約60~70%
活動代謝(運動・日常活動)
・歩く・運動する・立つなど、体を動かすことで使われるエネルギー
・1日の消費カロリーの約20~30%
食事誘発性熱産生(DIT)
・食事の消化・吸収・代謝で使われるエネルギー
・1日の消費カロリーの約10%
基礎代謝とは?
基礎代謝は、体温維持・心臓の動き・呼吸など、生きるために常に必要なエネルギーです。
筋肉量が多い人ほど基礎代謝は高く、加齢や運動不足で筋肉が減ると、基礎代謝は低下します。
筋肉は体の中でも「代謝が活発」な組織です。筋肉量が多いほど、安静時でも多くのカロリーを消費します。
(これは、筋肉が体温調節や微細な動きなど、常に少しずつ活動しているからです。
基礎代謝を増やす方法
筋肉トレーニングを行う
筋肉は安静時でもエネルギーを消費する「代謝が高い組織」。
スクワット・腕立て伏せ・デッドリフトなど、大きな筋肉群を鍛えると効果的です。
タンパク質をしっかり摂る
筋肉の合成にはタンパク質が不可欠。
体重1kgあたり1.2~1.6gのタンパク質摂取が推奨されることが多いです。
十分な睡眠をとる
睡眠不足はホルモンバランスを乱し、筋肉分解を促進したり基礎代謝を下げる原因に。
質の良い睡眠は代謝アップに直結します。
ストレスを溜めない
ストレスホルモン(コルチゾール)が増えると、筋肉分解を促進し基礎代謝が低下しやすいです。
リラックス法(深呼吸・趣味・運動)を取り入れるのが大切。
まとめ
ダイエットするため必要なこと
1)「摂取カロリー」より「総消費カロリー」を大きくする。
2)アルコールの摂取をひかえる。→40代男、ダイエットをするためにお酒をやめて炭酸水を飲む
2)筋肉トレーニングで基礎代謝を上げる。→40代男、ダイエットするために筋トレメニューを考える
3)有酸素運動の併用が脂肪燃焼に効果的する。
3)食事を見直しながら、無理のない範囲で摂取カロリーを減らす。