香川初の都市型フルマラソン|かがわマラソン2026体験記

体験記・紀行

40代ランナーが走って感じたリアルと攻略ポイント

香川で初となる都市型フルマラソン「かがわマラソン2026」。
2026年3月15日、ついにその第一回大会が開催された。

かがわマラソン2026のスタート&ゴール会場。

スタートの高揚感。
フィニッシュの達成感。
そして何より印象に残ったのは、“香川らしさ全開のエイド”だった。

うどん、しょうゆ豆、ジェラート、冷凍フルーツ――。
走りながら地域の文化を味わう、これまでにない体験。

この記事では、40代ランナーとしてのリアルな記録とともに、
実際に走って見えた大会の魅力と攻略ポイントをまとめていく。


アリーナ前。

前日、土曜日の午後に車で高松市へ向かった。
駅近くの「ことでん玉藻町パーキング」に車を停め、あなぶきアリーナへ。

混雑もなく、すぐに完了。

案内に従って地下から入場し、そのまま受付へ。
驚くほどスムーズで、混雑もなくあっという間に終了した。

スタッフの数も多く、初開催とは思えない安心感がある。
エキスポや屋台も充実しており、会場全体がすでに“お祭りモード”だった。


高松駅前。

当日はマリンライナーで高松駅へ。
ホームはランナーで溢れ、改札もやや混雑していたが、大きな滞りはない。

駅前に出ると、街全体がマラソン一色。
人の流れに乗って、そのままあなぶきアリーナへ向かう。

朝からランナーで賑わう会場。

更衣室と荷物預けは地下。
駐車場の区画ごとに分かれており、自分は地下2階だった。


スタートは10時。
9時半ごろからスタート地点への移動が始まる。

海沿いに広がるスタート待機列。

自分はDブロック。
海沿いの遊歩道へ向かいながら、トイレを探すが、どこも長蛇の列。
結局トイレは諦め、写真を撮りながら待機した。

スタートセレモニーは遠くて見えない。
それでもカウントダウンが始まり、会場の空気が一気に高まる。

ここで重要なのは、
号砲=自分のスタートではないということ。

かがわマラソンはウェーブスタート方式。
前のブロックから順番にスタートしていく。

Dブロックの自分は、スタートラインを通過するまで約10分。
ここからが本当の42.195kmのスタートだ。

ここから42.195kmが始まる。

スタートエリアのステージ。

号砲と同時に、港のフェリーが汽笛を鳴らす。

偶然なのか、演出なのか。
会場が一気に湧き上がった。

この瞬間、「いい大会だ」と直感した。


序盤は中央通りを南へ。
右手には栗林公園の東門が見える。

視界が開けると香川の山並み。

その後、「さぬき夢街道」へ。
香東川を渡るあたりから視界が開け、香川らしい山並みが広がっていく。

都市型マラソンでありながら、
しっかりと自然も感じられるコースだった。


この大会の最大の特徴はエイドだ。

約5km
灸まん → 取り損ねた

約9km
シュガーバターパイ、えびチーズ → しっかり確保

約13km
いちご → 人が多すぎて断念

約17km(うどん①)
余裕がなくスルー

約21km
しょうゆ豆 → 久々に食べたが美味しい

約25km
せんべい、ようかん → 安定の補給

約29km
シャウエッセン → 塩分補給としてありがたい

約32km(うどん②)
迷った末に丸亀製麺を選択

約36km
冷凍フルーツ → これが最高だった

約40km
和三盆まんじゅう → 優しい甘さが沁みる

疲れた体に染みるしょうゆ豆。
選ぶ時間も楽しいエイド。
念願の一杯。

この大会は間違いなく、
エイドを楽しむためのマラソンだ。


27kmあたりから脚に異変。
太ももがピクピクと動き始める。

無理はしない。
一度立ち止まり、少し歩く。

想定より早く脚にダメージが来た。
ここからは調整しながら進むしかない。


32km付近が一番きつかった。

進まない。
時間だけが過ぎていく。

プランは崩れ、
ここからは「1kmずつ積み重ねる」走りに切り替える


攣りそうになったとき、
隣のランナーがスプレーをかけてくれた。

地元の温かい応援。

ジェラートを食べて気持ちが軽くなる。

甘さで気持ちをリセット。

そして36km地点の冷凍フルーツ。
甘くて冷たいそれは、間違いなくこのレース最大の回復アイテムだった。

一番効いた補給。

残りの距離を計算しながら進む。
走って、歩いて、また走る。

アリーナが見えた瞬間、
最後はしっかり走り切ると決めた。

ラスト1kmはペースアップ。
前のランナーを抜きながらゴールへ。

フィニッシュはアリーナ中央。
インフルエンサーの方々とハイタッチしながらゴール。

完走後のアリーナ。

長かった42.195kmが終わった。

完走のご褒美。
42.195kmの証。

タオルとメダルを受け取り、地下の更衣室へ。
途中でノンアルコールビールもいただいた。

ゆっくり着替え、さっぱりした状態で地上へ戻る。

…この坂が一番きつかった。


広場で家族と合流し、キッチンカーのうどんを食べる。

ヤドンうどん。

帰りは琴電へ。
ホームには多くの人がいたが、2両編成で対応されており、座ることができた。

行き帰りの移動も含めて、
香川を満喫する一日だった。


かがわマラソンは、

・初開催とは思えない運営
・香川らしさを感じるエイド
・都市と自然が融合したコース

ただ走るだけではなく、
その土地を体験する大会だった。

これは「マラソン」というより、
ひとつの旅だったと思う。

正直きつかった。
でも、それ以上に楽しかった。

また来年も、走りたいと思える大会だった。

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四国在住。 登山とトレイルランニングを楽しみながら、 四国・瀬戸内の山や道を歩いています。このサイト「山旅日和」では、 無理なく、長く続けられる山旅をテーマに、 実体験をもとにしたフィールドガイドや 山と旅をつなぐ情報をまとめています。

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