トレイルランニングでレースに出場するには、山岳環境に対応した装備が不可欠です。
この記事では、特に四国や瀬戸内のレースシーンを想定し、初心者〜中級者向けに「これだけは揃えたい」装備一式を紹介します。
目次
基本のトレイルランニング装備
1. トレイルランニングシューズ
選び方のポイント
- グリップ性能(泥・岩場対応)
- クッション性と安定性
- 足幅やフィット感
おすすめブランド&モデル

Salomon Speedcross 6
テクニカルな登山道にも強いグリップ力。

THE NORTH FACE VECTIV Enduris 4
軽量でロングレース対応。

Altra Lone Peak 8
ゼロドロップ+広めのトゥボックスが人気。
2. ソックス
選び方のポイント
- 吸湿速乾性が高く、汗で濡れてもマメができにくい素材
- 足裏のクッション性とサポート力
- シューズとのフィット感やズレ防止機能
おすすめモデル

Tabio トレイルランソックス
日本製の高品質スポーツソックスで、滑り止めと足首サポート付き。

finetrack ドライレイヤーインナーソックス5本指クルー
足裏の汗や濡れを防ぐインナーソックス。ドライ感と通気性重視。
3. バックパック(ザック)
選び方のポイント
- 容量は5〜15L程度で、必携装備が収まるサイズ
- 揺れにくいフィット構造(チェスト・ウェストストラップ付き)
- フロントやサイドポケットが充実し、水分や行動食に素早くアクセスできる
必須条件: 両肩で担ぐタイプ(片掛け・ウエストポーチ不可)
おすすめモデル

THE NORTH FACE TR6
揺れにくく収納ポケットが豊富。代表モデル『TR』の小型パック。

Paago Works RUSH 11
軽量でベスト型、日本ブランド。
4. ハイドレーション・ボトル
選び方のポイント
- 握りやすく、走りながらでも補給しやすい形状
- ソフトフラスクは収納性が高く、揺れにくい
- マイカップは軽量・折りたたみ式が便利
おすすめアイテム

Salomon Soft Flask 500ml
42mm の幅広キャップとハイフローバルブの採用で補充もラクラク。

Salomon SOFT CUP SPEED 150ml
ポケットに簡単に収納して取り出せます。
5. 防寒着・レインジャケット
選び方のポイント
- 防水・透湿性に優れ、急な天候変化にも対応
- 軽量でコンパクトに収納可能なもの
- フード付きで首回りまでカバーできる構造
おすすめアイテム

finetrack エバーブレスフォトンジャケット
軽量&防風。
レースで必要な必携&推奨装備
6. ファーストエイド&緊急装備
必携品になっていることが多い
- エマージェンシーブランケット(130cm×200cm以上)
- ホイッスル(ザック内蔵型でも可)
- ファーストエイドキット(絆創膏・テーピング)
- 健康保険証
- 携帯電話(申告番号の端末)
推奨品
- ココヘリ端末(貸与 or 自前)
7. サングラス・グローブ・帽子
選び方のポイント
- サングラスはUVカット機能とフィット感が重要
- グローブは手を守るプロテクション性と通気性のバランス
- キャップは汗抜け・通気性・軽量性がポイント
おすすめアイテム

milestone トレイルキャップ
通気性抜群。

アクシーズクイン トレッキング グローブ
UVカット率90% 通気性と吸汗、速乾性に優れるメッシュ素材を使用。
8. 時計(GPS付き)
選び方のポイント
- 標高・距離・ペースなどの基本情報が見やすい
- 長時間バッテリー(最低20時間以上)が望ましい
- 心拍計やルートナビ機能があるとより実用的
おすすめモデル

Polar Grit X Pro
標高・距離・心拍すべて記録。長時間バッテリー搭載。
9. 行動食・補給
選び方のポイント
- 素早くエネルギーに変換される糖質中心のジェルやバー
- ナトリウムやミネラルを含む補給で足つり防止
- 食べやすさ・携帯性(開けやすさ・粘度)も重視
おすすめ補給食
- エナジージェル(Mag-on、アミノバイタルなど)
- ナッツ・塩タブレット

Mag-on エナジージェル
エネルギーもマグネシウムもレース中に素早く摂れる。
一般的な補給ジェルと同等のスペックを持ちつつ、吸収率の高い水溶性マグネシウムを50mg配合。
まとめ
レース出場を目指すなら、主催者の必携品ルールに従いながら、使いやすく信頼できるアイテムを揃えるのが鍵です。山のリスクは予想外の天候と体調トラブル。装備で対応力を上げて、安全・快適なトレイルランを楽しみましょう。