【春の那岐山登山】C→B周回コース体験記|静寂と残雪の稜線歩き

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岡山県奈義町・鳥取県智頭町境の名峰、那岐山(1255 m)へ2011年4月に挑戦。
当時はまだA・B・Cの3ルート表記でしたが、今回は現在定番のC→B周回ルートを意識した山旅記録です。初心者でも楽しめる見どころと、残雪・沢登りなど春ならではの体験をたっぷりご紹介します。


国道53号から「那岐山・菩提寺」の看板を左折。赤い三角屋根の「山の駅」で準備を整え、800 mほど進んで駐車場に向かいます。

  • 第一駐車場:15台/広いが山道に遠い
  • 第二駐車場:穴場的でトイレ完備
  • 第三駐車場:登山口に近いが満車多し

今回は第一駐車場に駐車し、蛇淵遊歩道経由で登山口へ向かいました。


整備された登山道を選び、Cコース(大神岩ルート)を進みます。
約30分で「大神岩」に到着し、1070 m地点では春の残雪が始まっていました。

森林帯を抜けると笹原の尾根が開け、那岐山三角点峰へ。360度の大展望と木造トイレがあり、ここで昼食タイムを楽しみました。


三角点峰から北東へ縦走し、ついに最高地点(1255 m)へ。こちらも絶景ポイント。

道中、「那岐神社(古事記由来)」について、急ぎ足のおじさまから興味深い話を伺いました。山頂付近に痕跡があるそうですが、見当たらず。後日調べてみたいと思います。


下山時はBコースへ移行し周回ルートへ。雪が一面に残る稜線にびっくりしつつ、初老の夫婦に後押しされながら、雪の稜線歩きを初体験。

所々水たまりや流れになる道では、「股を広げて川を渡る」ように苦戦しながら下山しました。


五合目付近でA・B分岐を通過し、蛇淵の滝方面へ向かいます。木の橋を渡り、最後は車道へ戻りながら登山口に到着。

「下山タイムを更新した!」というおじいさまとの談笑で、笑顔でフィニッシュとなりました。


時刻行動
07:30岡山市出発
09:30山の駅到着
09:45登山開始(Cコース)
10:30大神岩到着
11:20三角点峰到着
11:30最高峰1255 m到着
12:15下山開始(Bコース)
13:20登山口到着

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