森と池の静寂に包まれて──満濃池森林公園と周遊道ガイド

トレイル

森の息吹と池のきらめきをともに満濃池を一周してみませんか?
香川県まんのう町にある満濃池森林公園は、広大な森林に包まれた無料の県営公園です。
ここから満濃池周遊道へアクセスすることができます。
池をぐるり約9km巡るこの道は、舗装道、未整備道、アップダウンの山道と変化に富み、ランニングやトレランのトレーニングにも打ってつけです。

満濃池森林公園入り口

立地と施設の概要

立地はまんのう町南部、満濃池西南岸に広がる64ヘクタールの森林公園で、森林学習展示館、野鳥の森、トリム(健康遊具)コース、ファミリー広場、遊具、芝生広場など多様な施設が揃っています。園内には約3,000本もの桜があり、春には桜のトンネルやライトアップも楽しめます。

利用条件

入園料・駐車料ともに無料で、季節により開園時間は異なりますが、夏は朝7時~夜7時、冬は朝7時30分~夕方5時30分まで利用可能です。充実した設備と清々しい自然を、無料で体験できる場所は珍しく、家族連れも満足していただけると思います。


基本情報

満濃池を一周できる満濃池周遊道は、2022年4月に整備開通した全長約9kmの散策道です。
湖畔の舗装路、林間の自然道、山間部のアップダウンを組み合わせたコースで、自転車も利用できる区間がありますが、満濃池南側は歩行者専用です。

案内図
満濃池森林公園から
勾配のある区間がここからスタート
整備された遊歩道
中間地点
満濃池沿いの遊歩道
自転車通行可能区間

神野寺・神野神社・かりん亭・ほたる見公園・取水塔など、歴史ありグルメあり文化ありのバリエーション豊かな道のり。

かりん亭
石碑
満濃池
神野神社
神野神社境内から

いかがでしょうか。
満濃池周遊道は、設備の充実度、無料で使える立地、自然の多様性、そして歴史文化のアクセントがすべて揃った魅力的なコースです。
「ちょっと一周」の気軽さで味わえる約9kmの旅──ぜひ、あなたも満喫してみてはいかがでしょうか。


「舗装路とトレイル、程よい坂道に自然の涼しさが加わり、9kmほどの林間ランが楽しめる」との声もあり、ウォーキングなら休憩込みで約3時間30分、累積標高差は±210〜220mです。自然豊かで変化に富んだトレイルは、景色の変化だけでなく体に程よい刺激を与えてくれます。


このコースは、満濃池を一周してみたい方、ランニングやトレイルランのトレーニングをしたい方にぴったりです。


疑問回答
駐車場は?第1運動広場などに324台分の無料駐車場があります。
休園日・開園時間は?冬季(9〜3月)は午前7時30分〜午後5時30分、夏季(4〜8月)は午前7時〜午後7時、12月31日〜1月3日が休園日です。
車椅子やベビーカーの道は?改修によって快適なバリアフリールートも整備中です。
周遊道の安全面は?道標や番号プレート、途中のトイレも整備されていますが、雨上がりは滑りやすい場所もあります。
イベントは?春の桜や6月のゆる抜きなど、季節ごとの行事が魅力です。

満濃池森林公園と満濃池周遊道は、自然、歴史、快適さを兼ね備えた、誰にとっても魅力あるコースです。ランナーは脚力アップに、家族連れはリフレッシュに、自然愛好者は静かな森に癒やされるに値します。木々のそよぐ音と、水面のさざめきが合わさるその道の終わりには、あなた自身の“新しい一歩”もきっと見つかるはずです。

関連記事

特集記事

PR
yamapico

目標1)日本の標高3000m級峰21座のピークハントを目指す。現在は16峰を制覇。目標2):トレイルランニングで70kmを超える大会に出場して完走したい。悩み:猫背。左臀部が痛い。腰が痛い。左の足底筋膜炎。練習時間がない。体重が減らない。 目標3):ダイエット28日目81→77.7kg

PR
プチ情報

第10回龍馬脱藩トレイルレース
エントリー受付期間は、
2025年6月1日(日)〜2025年7月31日(木)

第3回お塩と羽尾とやすらぎトレイル
エントリー受付期間は、
025年6月16日(月)〜2025年8月31日(日)

Manno mountain Madness 2025
エントリー受付期間は、
2025年6月2日(月)〜2025年10月1日(水)

FORESTRAIL HIRUZEN-SHINJO 2025
エントリー受付期間は、
2025年6月25日(水)〜2025年10月8日(水)

登山に必要な基本装備を見直そう!
おすすめ装備を紹介しています。
詳しくはこちらをクリック

世界に誇る高性能・高品質な
日本のアウトドアメーカーを紹介!
詳しくはこちらをクリック

PR
TOP
イラストマップはこちら

山旅とアートのあいだにあるもうひとつの地図

PicotMap(ピコマップ)は、山や自然の風景をイラストマップに仕立てた“見る地図”のシリーズです。
四国・瀬戸内を中心に、低山・里山・トレイルを、ピクトグラムとイラストで表現し、「眺めて楽しい」「歩いてうれしい」マップをお届けします。
地図としてはやや抽象的ですが、旅の思い出やインテリアとしても楽しめる、アートと登山のあいだにある“もうひとつの地図”です。

CLOSE
イラストマップはこちら

山旅とアートのあいだにあるもうひとつの地図

PicotMap(ピコマップ)は、山や自然の風景をイラストマップに仕立てた“見る地図”のシリーズです。
四国・瀬戸内を中心に、低山・里山・トレイルを、ピクトグラムとイラストで表現し、「眺めて楽しい」「歩いてうれしい」マップをお届けします。
地図としてはやや抽象的ですが、旅の思い出やインテリアとしても楽しめる、アートと登山のあいだにある“もうひとつの地図”です。