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四国(愛媛・香川・徳島・高知)にあるロングトレイル
ロングトレイルとは、「歩く旅」を楽しむために造られた道のことです。
登山道、遊歩道、散策路、田んぼのあぜ道、車道などを歩きながら、その地域の自然や歴史、文化に触れることができるのがロングトレイルです。四国には、自然豊かなロングトレイルがいくつかあります。代表的なものを紹介します。
1)四国遍路(お遍路)
距離:約1,200km
概要:四国4県(徳島、香川、愛媛、高知)を一周するお遍路道で、弘法大師・空海ゆかりの88か所の札所(寺院)を巡ります。ロングトレイルとしても有名で、徒歩での巡礼に挑戦する人が増えています
特徴:88か所の札所(霊場)をめぐる巡礼道であり、歩き遍路はロングトレイルとしても注目されています。
全行程を歩くと1,000kmを超える挑戦になります。
2)剣山スーパー林道
距離:約87km(林道としては日本最長)
概要:徳島県の剣山山系を縦走する林道トレイル。車や自転車が走れる道ですが、ハイキングやトレイルランも楽しめます。四国の山深い自然を堪能できるコースです。
特徴:日本最長の林道で、山岳風景を満喫できます。登山道としては整備されていない部分もあるので注意が必要です。
3)石鎚山系ロングトレイル
距離:約60km(コースによる)
概要:石鎚山系ロングトレイルは、愛媛県にある石鎚山(いしづちさん)を中心に整備された長距離トレイル(登山道・ハイキングコース)です。
特徴:西日本最高峰の石鎚山(1,982m)を中心に、東西約60km以上に広がる石鎚山系。四国の豊かな自然や歴史、文化を体感できるトレイルルートとなっています。
4)えひめ佐田岬トレイル
距離:約40km(コースによる)
概要:愛媛県西部の佐田岬半島に位置する、自然豊かなロングトレイルです。四国最西端の細長い半島を縦走するこのルートは、瀬戸内海と宇和海の絶景を同時に楽しめることで知られています。
特徴:自然の美しさと歴史的な風景が融合した魅力的なルートです。四国最西端に位置する佐田岬灯台は、絶景スポットとして人気です。
5)四国のみち
距離:約1,600km(全体)
概要:四国のみちは、四国4県(徳島・香川・愛媛・高知)を一周する長距離自然歩道です。各県ごとに「四国自然歩道」として整備され、豊かな自然や文化・歴史を体験できます。
特徴:四国4県をつなぐ長距離自然歩道。「四国遍路道」などの既存ルートを組み合わせています。各県の文化や自然を感じられる道です。
まとめ
四国遍路 → 歩き遍路ルート→四国遍路とは
剣山スーパー林道 → 林道トレイル→剣山スーパー林道とは
石鎚山系 → 山岳縦走→石鎚山系トレイルとは
えひめ佐田岬 → 半島縦走→えひめ佐田岬トレイルとは
四国のみち → 自然歩道網→四国の道とは
他にも、四国の海沿いの美しいルート(しまなみ海道サイクリングロードなど)をトレイルとして活用する人もいます。また、新しい情報を入手したら更新していきます。